国立国際美術館で開催されている抽象アートの展覧会に行ってきました。
抽象アートってインテリアにも取り入れやすくて、「これ、こんなところに飾ったらいいかも!」と、ついついインテリアを想像してしまいます。
写真のタイトルの「抽象世界」という文字のしたに、
Aspects of Contemporary Art
とありますが、抽象アートって現代アートなんですね。
「抽象」ってなんなんでしょうね。
もちろん意味としては、
多くの物や自柄や具体的な概念から、それらの範囲内の全部に共通な属性を抜き出し、これを一般的な概念としてとらえること。
と書いてあるのですが。
私のイメージでは、
抽象:宇宙
具体:地球
なんですよねー。
だから死ぬとき、生きている間に地球で色々経験したことに対して、ざっくりと、
「私の人生は〇〇だった。」
と、自分の人生の抽象的な概念<コンセプト>が分かるのかなと思ったりします。
だから、抽象って宇宙っぽい。
地球で日々バタバタしながらも、時々自分の人生を宇宙視点「私の人生のコンセプトって??」と考えてみるのもいいかも、なんて思いましたよ。
あと、同時展示していた「ジャコメッティ」も結構おもしろかったです!
ジャコメッティに大きな影響を与えたという、哲学者の矢内原伊作のトークも流されていたのですが、矢内原氏はジャコメッティに請われて、何度もパリに訪れ、モデルを務めたそうです。(夏休み中、ずっと座っているという^^;)
矢内原氏は、ジャコメッティのモデルを務めながら、彼の探求する姿勢、「知る」ということの大切さを感じたといいます。(表現あいまいですが)
そうそう、哲学って難しいイメージだけど、やっぱりね、情報が溢れかえる今だからこそ、立ち止まって考えることってとても大事だと思うんです。
哲学が求められている、今。
改めて、物事を「知る」ということは奥深く、時間をかけて分かることがあるなぁと思いました。