◆芸大の非常勤講師をして思うこと
4月から、大阪芸術大学短期大学部 デザイン美術学科 空間演出デザインコースで非常勤講師をさせていただいております。
今まで、単発のインテリアセミナーとかカルチャースクールで講師をさせていただいたことはあったのですが、大学で教えるのは初めてで、最初はどうなることやら。。。と思っておりましたが、ようやくちょっとずつ慣れてきました^^
セミナーと大きく違うのは、対象が「高校あがりたての若者」であるということ。
可能性に満ち溢れ、これから進路を決めていく若者たち。
私自身も学生時代、先生から受けた影響は大きかったので、大きな責任を感じる一方、やりがいもあるわけで。
私の受け持つ授業では、課題物件のインテリアコーディネートをしてもらいます。
先日も最初の課題のプレゼンテーションが終わったのですが、慣れないイラストレーターを使い、イメージをカタチにしてみんなの前で発表する、という一連の流れを経験してもらいました。インテリアコーディネーターの仕事を垣間見てもらえたかな??
彼ら、彼女たちが将来インテリアの仕事に就くとは限りませんが、こういう仕事があって、こういう想いで働いている人がいる、ということを知ってもらえたらいいなと思うし、何かの時に思い出してもらえたら嬉しいなと思います。
インテリアや暮らしは、生きているだけでついてまわりますから、「将来、自分の部屋や家のインテリアをコーディネートする時にも役立つよ!」って言ってます^^
そして「教育」というのは、目の前のことだけではなく、「長い目でみる」必要があるということも感じます。短期的な利益やメリット、とかではなく、「本当に生徒のためになることとは何か?」を考えさせられるというか、、、。
まだまだ未知のことがあるし、奥深い仕事です。
まさか自分が教育に足を突っ込むなんて思ってもみなかったなけど、こういう経験をさせてもらえて、有難いなぁと思います。
こんな私を、長い目で応援していただけたら嬉しいです!
コメントを残す