◆ミラノデザインウィーク30年の潮流から今後を読み解く
先日、凸版印刷さん主催のオンラインセミナー
「ミラノデザインウィーク30年の潮流から今後を読み解く」
を聴講させていただきました。
雨でも自宅にいながらセミナーを受けられるのって、ほんと有難いです。
何がすごいって、凸版さんは1986年から約30年に渡って、ミラノを視察されていて、大きな流れでデザインの方向性を読み取っていらっしゃること。
やはり流行は、新しいエッセンスを汲み取りながら、繰り返しているのですね。
ざっくりまとめると、キーワードは、
for good
良くあるか?が問われる時代。
生活者の身体的にも精神的にも<良い>のかどうか。
環境的にも社会的にも<良くする>ものかどうか。
そのマテリアルはgoodなものなのか。
今はもう、「モノ」ではなく、「コト」の提案だと言われています。
大きな視野で、人に優しく、環境にも優しい提案が求められています。
そして具体的なデザインの流れとしては今後、
60年代・デコラティブ・カラーの拡大
に流れて行くだろうとおっしゃってました。
シンプルの反動ですかね。
私ね、60年代って聞いて、ヒッピーみたいな感じがまたやってくるのかも?なんてふと思ったんですよね。
webサイトからお借りすると、
ヒッピーの起源は、1960年代が始まりと考えられています。社会への不満を抱えた若者たちが、自由を求めた野生の生活をスタートさせたのが文化の始まりです。
そんなヒッピーたちが目指したものは、自然に還る「文明以前の生活」です。
ただそれは、原始時代の生活を再現するというものではなく、自給自足と精神の解放・自由を目指したものといえます。
なんか、めちゃ今っぽくないですか?
ファッションだってすごく可愛いし、
60年代に一世を風靡した、ツイッギーもめちゃくちゃ可愛いですよねー!!
こんなカラフルなインテリア作りたいな!
こんなご時世だから、家の中はもっと楽しく♪という方向性もアリですね。
まずは小物や小さなスペースから色を使って行きませんか?^^
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